博士課程の研究を社会人として進めるのは、時間的にも精神的にも簡単ではありません。
私自身、仕事・家庭・資格試験学習と並行しながら研究を進めていますが、進め方にいくつか工夫を取り入れています。
研究を小さなタスクに分解する
博士課程で取り組むテーマは大きく、抽象度が高くなりがちです。
そのままでは進まないので、論文1本のレビューや、仮説検証のステップなど、1〜2時間で終わる単位に区切るようにしています。
小さな積み重ねが最終的に大きなアウトプットにつながります。
AIを研究の相棒にする
文献整理や要約、統計データの下調べにはAIを積極的に活用しています。
- 論文の要約 → レビューのたたき台を効率化
- データ分析 → PythonやRでのコード生成を補助
- アイデア整理 → 研究計画の「壁打ち相手」として利用
AIを上手に使うことで、限られた時間を「考えること」に集中できると実感しています。
時間管理は「週単位」で考える
毎日完璧に進めるのは難しいので、私は「週単位」で計画を立てています。
- 平日は仕事後に小さなタスクを消化
- 週末にまとまった時間を確保して分析や執筆
- 進捗は週末に必ず振り返り、翌週に修正
週単位のルーチンを作ると、進まない焦りが減り、継続の安定感が出ます。
学び直しを楽しむ姿勢
社会人博士課程はプレッシャーも大きいですが、同時に「学ぶ楽しさ」を再確認できる場でもあります。
日々の小さな発見や前進を記録することで、モチベーションを保っています。
おわりに
博士課程は長い道のりですが、タスク分解・AI活用・週単位の時間管理という工夫で、少しずつ進められると実感しています。
今後も、研究の進め方や工夫をここに残していきたいと思います。